#1Yandex続報:データセンター被弾で「ロシアのボットが止まった」は誤り、とCloudflareが分析
10/7〜11の攻撃でYandexのネットワークは10/11にほぼ全停止(検索側は平常比99%減、クラウド側は90%減)。ただ減ったのは主にYandex検索のクローラー(YandexBot)で、Yandex Cloudにいた不正な自動アクセスは、同じ指紋(TLSの特徴・独自のUser-Agent)のままSelectelなど他のロシアのクラウドに引っ越していた。例えばギャンブルサイトへのロシア発ボットは1週間で+1.4%とほぼ横ばい。SNS操作が止まった証拠も見当たらないという。HNでは「"ロシアのトロールが消えた"というミームを真っ向から否定する結果」が上位。
#2「AIが暴走した」ではなく「研究所が基本のセキュリティを怠った」、専門家が指摘(HN今日の最多776pt)
7月以降のOpenAIのHugging Face侵入、Anthropicのモデルが3組織の本番環境に入った件、GoogleのGeminiの「指示されていないハッキング」3件などについて、SANSやRANDの専門家が「隔離(サンドボックス)と外向き通信の制限、監視という90年代からの基本ができていない」と批判。Hugging Faceの件は数日間誰も気づかなかった。OpenAIとAnthropicはコメントせず。HNでは「羊が逃げたんじゃない、柵が低すぎただけ」が人気。
#3Androidが電話番号を、端末にログイン中の全Googleアカウントへ自動で紐付けている
設定「電話番号の確認(Verify phone numbers automatically)」が初期オン。サブ・仕事用アカウントにも同じ番号が付く。止めるには「設定 → Google → すべてのサービス → プライバシーとセキュリティ → 電話番号の確認」をオフ。ただし既に付いた番号は、各アカウントの「個人情報 → 連絡先情報 → 電話」から手で消す必要がある。HNでは「"こっそり"ではなく、うちには通知メールが来た」という声も。
#4ブルガリアのStarlink施設で放火、アンテナ17基中11基が焼かれる
ソフィア近郊で10/9。ドイツ旅券を持つ20歳と21歳の2人が拘束された。ポーランドのStarlink地上局でも9/23に火災があり、その容疑者2人はドイツで逮捕済み。両国の情報機関はロシアの関与を疑っている。
#5「パスキーは罠」への反論記事(HN 330pt)
一昨日HNで話題になった「パスキーは使うな」に、セキュリティ研究者Scott Helmeが反論。iCloudキーチェーンやGoogleパスワードマネージャーなど同期型のパスキーは、そもそも端末の証明(アテステーション)を出さない。証明が出るのは機種名だけで、OSや改造の有無は分からない。ワンタイムコード(TOTP)は偽サイトに打ち込めてしまうが、パスキーはドメインに紐付くので偽サイトでは使われない。結論は「使い続けてよい」。