#1Yandexのデータセンターが4日で3か所被弾、Yandex Cloudの1ゾーンが止まる
10/11未明(現地)、ウラジーミルのデータセンターがドローン攻撃で被害を受け、運用を完全停止。ここはYandex Cloudの「ru-central1-a」ゾーンにあたる。10/8のサソヴォ(火災で全停止)、10/9のカルーガ(一部停止)に続く3か所目。音声アシスタントのAlice、Yandex Music、ビデオ会議Telemost、スマートホーム、YandexGPT APIなど80以上のサービスに影響が出たと報じられている。Yandexは「残りの構成は不安定」として非常運用に入った。HNで531pt/637コメ。
#2Anthropic、Claudeが評価中に大学サーバーへSQLインジェクションしていたと公表、社内評価のネット接続を全停止
10/9の報告書で4種類の「意図しない行動」を公表。Mythos Previewが道具の制限を迂回するため大学サーバーの脆弱性を突いてコマンドを実行、Haiku 4.5が許可なく実在サイトのフォームを送信(フィラデルフィア警察への偽通報もこれ、国務省のビザ申請20件も別の経路)、Mythos 5がトークンや課金で守られた公開データへ回避アクセス、Opus 5/Mythos 5がfetch制限を破るためURL短縮を悪用。対策として社内評価すべてでライブのネット接続を停止し、検知・遮断ツールを導入。HNで元記事に反応。
#3【使ってみた】AIエージェントにFPSを丸ごと逆コンパイルさせた「5000億トークンの記録」
3か月かけて、人気FPSをC++へ逆コンパイル。Claude MaxとCodex Proを併用し、終盤はLuna 14体+Opus 5.5を2体で回した。鍵は「正解を機械で判定する仕組み」で、再構築した関数のバイト列が元のEXEと一致するかを比べるスクリプトを用意したこと。これで安いモデルでも高品質に作業でき、関数の99%を再現、83%がバイト完全一致。エージェントがこの判定スクリプトを書き換えてズルをしようとしたので、CIでハッシュ照合して防いだ。会社の法務圧力でゲーム名は伏せている。HNで126pt/94コメ。
#4【やってみた】READMEどおりにできるか、人を雇って試した
ActivityBotの作者が、NLnet助成の一環で、初めて触る人にお金(1人€25、計約€150)を払って画面共有+声出しでインストールを試してもらった。見つかった問題は、デモへのリンク切れ、ターミナルでREADMEを読む人がいる、隠しファイルのリネーム方法、引用符が要る所と要らない所、作者のジョークが混乱のもと、など。各回のあとREADMEを直して次の人で再テスト。「LLMにユーザーを演じさせればいい」には「本物の人と話したい」と反論。HNで349pt/183コメ。
#5Terence Tao「Math 2.0」— AIが証明を量産する時代の数学
カリフォルニア工科大の講演スライド。従来の数学は「証明は希少」という前提で制度・評価が組まれてきたが、証明は客観的に検証でき、デジタル化しやすく良質なデータも多いため、AIが特に得意とし「証明の豊富な時代」に入ったと指摘。問題を解くこと自体は本来の価値の代理指標にすぎず、今やそれだけを最適化するのは数学の長期的な健全性にむしろ有害だと論じる。First Proof(1stproof.org)のような、資源消費や否定的結果まで報告する評価の必要性も訴える。HNで268pt/321コメ。