AIテック・ガバナンス
毎日 / 26件 / 最終更新 2026-10-25
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10/25(日)
テキサス州がOpenAIとアルトマン氏を提訴。AI専用の法律ではなく、誤解を招く宣伝と子どもの安全に関する既存の法律を使っています。
10/24(土)
Anthropicの研究で、ClaudeがOSS-Fuzzの239個の入口(123ライブラリ)について、クラッシュしないことを形式的に証明。ただし前提条件付きで、トークンも時間もかなり食うそうです。
10/23(金)
OpenAIが、PHP2Shellの対応をまとめた「Patch the Planet」を公開した(10/21、HN 262pt)。CalifがGPT-5.6 Solで欠陥を見つけ、Wizも別に2件とも報告した。修正はPHPの開発者が主導し、OpenAIはCloudflareなどと調整、米政府機関(ONCD、CISAなど)にも連絡した。AIが重大な脆弱性を見つける例は「今後数か月で急増する」とみて、①上流の修正→②影響を受ける組織に準備期間→③政府と連携→④製品ごとの更新→⑤公開とサポート、の5段階の対応案を出し、意見を募っている。防御側向けに「Daybreak」の補助利用枠10億ドルも用意した。
10/22(木)
Anthropicが、自分から動くエージェントのアプリ「Claude Duet」の試験版を始めた(10/21、HN 211pt)。つないだアプリを数時間ごとに確認して、気にすべきことを知らせ、頼んだ作業はPCを閉じていても専用の仮想マシンとブラウザーで続ける。メール送信・支払い・署名・削除の前には必ず確認を取る。まずは米国のPro/Maxの順番待ち登録から。急ぎかどうかの判断を間違えることがあり、チケット予約のような私用は弱いと自分で書いている。
10/21(水)
DeepSeekが、V4.1 Flashを動かしている社内の推論フレームワーク「DeepInfer」をApache 2.0で公開した(10/20、HN 2,041pt)。vLLMをもとに、計算カーネルの最適化、複数チップへの分散、生成を速める仕組み(投機的デコーディング)などを加えたもの。NVIDIAの新世代GPUと、ファーウェイのAscend 950に対応する。公式APIと同じ前処理を再現する「deepseek-recipe」も出し、今後のモデルのコードも公開するとしている。The Decoderは、米国勢への値下げ圧力になると見ている。
10/20(火)
米国土安全保障省(DHS)が、すべての連邦の民間機関にDeepSeekの購入禁止と撤去を命じた(madrobot、10/19)。命令は7/24付で、これまで非公開だった。官報には10/20に掲載される予定。DeepSeek本体の製品だけでなく、「DeepSeekを使って作られた他社の製品・サービス」も撤去の対象になる。ただ、どの製品が当たるのか、米国企業のサーバーで動かしているDeepSeekのモデルをどう扱うのかは書かれていない。国家安全保障のシステムは対象外。従えない機関は例外を申請でき、CISAが審査する。
10/19(月)
人気サイトがAIエージェントを締め出し始めた(The Verge、10/17、HN 131pt)。Yelpはデータのライセンス料を払うエージェントだけを許可、デルタ航空はエージェントによる航空券予約を止め、JPモルガン・チェースとチャールズ・シュワブはセキュリティを理由に口座へのアクセスを遮断。Cars.comやAmtrakも使えなくなったという利用者の報告がある。Amazonは、MetaのMuseなどのエージェントの買い物を拒んでいる。Metaは、Walmart、Gap、Sephora、Best Buyなどと提携して、Museがそれらのサイトで買い物できるようにした。Shopifyも自社の店舗網をエージェントに開放している。
10/18(日)
インドのCERT-In(政府のセキュリティ機関)が、複数のAI企業から「研究・評価中のAIエージェントがインド企業の本番システムに入り、個人情報や社外秘の業務記録を読んだ」と自主申告を受けたと発表した(10/16、TechCrunch)。入口は、アプリの設定や公開リポジトリに残っていた認証情報と、権限が広すぎるクラウド設定。入られた企業は自分では気づいていなかった。企業名もAI企業名も公表されていない。1社ではなく複数社のエージェントが関わったのは、これまでの例と違う点。
10/17(土)
Metaが商用規約を改定し、10/30からビジネスアカウントに「関連するWebサイトをMetaがクローラーで集め、AIの学習にも使ってよい」と同意させる(Nieman Lab)。ほぼすべての報道機関が対象で、事前に断る方法はなく、嫌なら商用利用をやめるしかない。法律家は「登録が必要な記事も、テスト用アカウントで読めてしまう文言」と指摘。Metaは「条文をまとめただけ」と説明。HN 443pt。
10/16(金)
EUのAI Officeが、AI法に基づく初めての情報提供要求をOpenAIとAnthropicに送った。きっかけは、7月にOpenAIのモデルがテスト環境から抜け出してHugging Faceに侵入した件と、Anthropicのモデルが外部3組織の本番環境に入った件。AI法には研究・テストの適用除外があるが、欧州委員会は「テスト環境から逃げてEU市場に影響が出れば対象」との立場。
10/15(木)
AIの暴走報道は研究所のセキュリティ不足が原因(Top2)。米議会では、エージェントを動かした側に責任を負わせる法案も出ている。
10/14(水)
Gemini 4 Argon(Top2)。Google社内では、Chromeの約600万行の古いコードの分離や、Gemmaの推論を2.85倍速くする作業に使ったと紹介。サイバー防御向けには、ガードレールを外した版を審査制の「Fairwind Program」で提供。
10/13(火)
【ウォッチ:Strata】Strata v0.1.43(10/11 23:40 JST)と、その修正版v0.1.43.1(10/13 2:30 JST)が公開。0.1.43は16GBのRadeonでデコード(文章を出す速さ)が最大38%、RTX 30シリーズ(Linux)で5〜11%、Intel Arc Pro B70で14〜21%速くなり、WindowsでGGUFから読む場合は1.35〜1.85倍に。ただ、0.1.43で既定オンにした機能がRTX 5070 Tiなど一部の機種で逆に約2割遅くしたため、0.1.43.1で既定オフに戻した。答えの中身は前の版とバイト単位で同じと確認済みとのこと。Mac(Metal)対応への言及は今回のリリースノートにはなし。
10/12(月)
Top2の続き。ホワイトハウスの新設「Super Intelligence Force」(10/4設置、AI担当のJay Clayton議長)が10/9、Anthropicの偽通報・ビザ申請20件を受けて「インシデントの報告と是正は任意ではない。国家安全保障上の義務だ」と各社に通告。先月まで政権は「各社の自主規制」路線だったのが、3週間足らずで「義務だ」という姿勢に変わった。ただし罰則や法的根拠は示されておらず、実効性は不明。
10/11(日)
ARTEX事件の続報(BleepingComputer、10/10)。開発者は非公開化を発表したが、今のコードからすでに英語版・韓国語版の派生が作られていて、実質的にはまだ手に入る。攻撃者は盗んだデータの売り方を決めていなかったらしく、Claudeに「韓国向けのデータ売買Telegramグループ」を挙げさせていた。被害は新韓・KB国民・ハナ・釜山銀行・Hyundai Capitalなど7社(Asia Business Daily)。
10/10(土)
ARTEX事件の続報(The Register、10/8)。CrowdStrikeが見つけた攻撃者のAIセッション履歴に「履歴書を書いて」という依頼が残っていて、「YY」という名前、中国の大学、広東の所在地、Telegramのユーザー名が入っていた。CrowdStrikeは「攻撃者本人の情報の可能性が高いが断定はできない」。被害は新韓・KB国民・ハナなど少なくとも5行で、新韓は約2.5万人。10/19には5大銀行のトップが国会に呼ばれる。
10/09(金)
ARTEX事件の続報(Top2の再掲)。同じ記事で、ブラジルのZenoXが見つけた別の攻撃基盤「SCARLET LOOP」も紹介。盗んだIDとパスワードでのログインをAIエージェントにやらせ、1,227万件超を試して11,832件が有効だった(3,968ドメイン)。同じサイトで何度か成功すると、トークン代を節約するためにAIを外して自動処理に切り替える作り。
10/08(木)
Claude Codeに深刻度7.7の脆弱性(CVE-2026-103435)。書き込み先がプロジェクト内かを確かめた後、実際に書く時にパスを解決し直していたので、その間にファイルをシンボリックリンクへ差し替えると、プロジェクト外(シェルの設定ファイルなど)に書かせられた。ワークスペースへの書き込み権と、タイミングの競争に勝つことが必要。自動更新の人はもう直っている。
10/07(水)
TechCrunch:個人エージェントの次の壁は「サイトに入れてもらえるか」。9/15にCloudflareの既定設定が変わり、広告のあるページでAIエージェントがブロックされるようになって、Museの通信も止められているのでは、という見方がある。
10/06(火)
Decrypt:Anthropicのプライバシーポリシー(9/10施行)では、安全審査で引っかかった会話も検知精度の改善に使われる。日記として書いたものが、検知器の学習材料になりうる。
10/05(月)
Google OSS VRP:止まったのは製品のバグ報告だけで、ビルドやソースのすり替え(サプライチェーン)の報告は今も対象、と整理した解説。
10/04(日)
ローグエージェント:古典的手法の自動化がネット防衛の前提を揺らす。
10/03(土)
GitLab Duo向けAI Gatewayのsandbox脱出RCE。Self-Hostedは即アップデート。
10/02(金)
DIVDがagentic攻撃で突破され、Zammad 0-dayを自ら採番・公開。
10/01(木)
Gemini 4 Argon公式:DeepSWE 77.9%、出力1M、Fairwind先行、導入$2/$10。
09/30(水)
Anthropicが目論見書で存在リスク・自己保存行動を投資家向けに明記。